ジャグラーの設定推測をする際に、数値のブレに困っていませんか?ブドウがぶれる、レギュラーがぶれる、、、、本記事ではこのブレの正体と、果たしてどれだけブレるのか?の疑問を解消します!
こんにちはー、ヘソスロです。SアイムジャグラーEX(6号機)を例にとり、様々解説したり考察してきましたが、折角なので設定差や設定判別について書いていこうと思います。
設定判別もスロットの楽しさの一つですよね
設定差考察に用いるヘソ独自のブレ見える化表
さてさて、設定差に関してですが、重要と思える設定差のみについて書いていこうと思っています。
設定差の詳細はネットにいくらでも落ちていますから絞って考察していきます。
と、個別の設定差に入る前に、設定判別に重要そうだと考えられる判別要素について、ヘソスロが独自に算出した数値解析表を用いて解説したいと思います。
そして今回はその表の見方について、SアイムジャグラーEX(6号機)のレギュラー確率を例に出して説明していきたいと思います。
今後この表を様々な台に適用して解析・考察を進めていきますので、もし興味あるかたは読んでいってください!
表全体像
表はこちらになります。数字が羅列されていて難しいかと思いますが、一つ一つ説明していきたいと思います。
※なお、全ての数値は完全確率と仮定して計算しております。
上段の説明
上段の長い表が入力情報となります。
左側が「機種」、「判別要素」、「分母」「信頼度区間」、右側に設定判別要素の「数値」(「分数」、「パーセント」それぞれ表示)が記載されています。なお①②③・・は設定①,設定②,設定③を示しています。
「機種」:解析する機種名になります。
「判別要素」:解析する判別要素になります。今回はReg確率となります。
「分母」:下の表(黄色部)に出てくる数値になります。今回は通常ゲーム数となります。たとえばまどか前後編のAT終了後セリフの設定差を考える場合は、セリフ数などになります。
「信頼区間」:判別要素の現象が起こりえる確率を示しています。詳細は下で。
「数値」:判別要素の発生確率になります。今回はReg確率なので、みなさん見慣れているのは「分数」の表示のほうが見慣れていると思います。場合によっては「パーセント」のほうが見慣れていることもあるかと思います。
上段は計算のための条件を示しています
下段の説明
次に下段の表の集まりが計算結果になります。各表の主な違いは黄色部分の数値です。例えばまずは黄色部分が3000の表を見てみましょう。
下段は計算結果です
この表は通常ゲーム数3000ゲームの時の各設定におけるReg回数の「最大回数」、「平均回数」、「最小回数」を示しています。
同様に黄色部が6000の表は通常ゲーム数6000ゲームの時の各設定におけるReg回数の「最大回数」、「平均回数」、「最小回数」を示しています。
さてここで疑問がでると思います。
「平均回数」は3000ゲーム回して平均当たるReg回数なのはわかるけど、「最大回数」?「最小回数」?
信頼度区間と最大回数、最小回数の関係
ここで先ほどお話した「信頼区間」が関係してきます。その関係について、次は通常ゲーム数6000ゲームの時の設定①のレギュラー確率を例にとった場合、この表が言いたいことを要約するとと、
●6000ゲーム通常ゲームを回したときに、設定①では、当たるRegの回数が9.3回(最小回数)~18.0回(最大回数)である確率は80%(信頼度区間)
●6000ゲーム通常ゲームを回したとき、設定①では、Regが当たる回数が9.3回以下の確率は10%
●6000ゲーム通常ゲームを回したとき、設定①では、Regが当たる回数が18.0回以上の確率は10%
ということです。同様に6000ゲームの設定⑥のレギュラー確率の場合は
●6000ゲーム通常ゲームを回したときに、設定⑥では、当たるRegの回数が16.7回(最小回数)~30.3回(最大回数)である確率は80%(信頼区間)
●6000ゲーム通常ゲームを回したとき、設定⑥では、Regが当たる回数が16.7回以下の確率は10%
●6000ゲーム通常ゲームを回したとき、設定⑥では、Regが当たる回数が30.3回以下の確率は10%
ということです。
値がぶれたとしても、80%の確率で最小回数~最大回数の中に入るということですね
確率が分かっていても数値ぶれますよね・・・?
この表の言いたいことは設定判別しているときに発生する数値の「ブレ」を見える化したものです。例えば下記の台があるとしましょう
通常ゲーム数:6000ゲーム
Reg回数:23回
Reg確率:1/260.9
この台を見て、どう思いますか?Reg確率は設定⑤⑥(1/255)に近い値ですが、ジャグラーを打ってきた人なら「怪しいな・・・」という感想をもつのではないでしょうか?そうなんです、この怪しさ、つまりブレを数値にしたのがこの表なのです。
先ほどの表を見てみましょう6000ゲーム回してReg回数が23回が80%の確率内で発生するのは、設定③④⑤⑥です。
設定③でも信頼区間80%中の回数は12.6回~23.7回であるため、Reg回数23回はその中に入っています。
つまり設定③の場合、80%で発生する「ブレ」の中に今回のReg回数23回が入っているのです。
一方で、設定①②は10%以下の確率でしか、この回数のRegはつきません。
10%をどう考えるかはそれぞれですが、この台は(ほぼ)設定①②を否定していると考えることができます。
今後のこの表の使い方
長文失礼しました。
だいぶ難しかったかと思いますが、今後この表に基づいて設定判別要素の考察等をしていきたいと思います。
またこの表の詳しい内容は別途説明していきたいと思います。
もしこういう条件で計算してほしいということがあれば、コメントやツイッターで連絡をいただければ計算しますので、言ってください。無限には受けられませんが、できる範囲で受けたいと思います。
だいぶ長くなりましたが、本日はこのへんで。次回はこの表を用いたSアイムジャグラーEXの設定差について、より深く考察していきたいと思います。
ではでは
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