沖ドキ!GOLDの謎の一つである引き戻しモードについて気になっている人は多いのではないでしょうか?今回引き戻しモードについてデータに基づいてのその挙動を考察し記事にしました。個人的な見解・考察を多く含みますので、その点ご注意ください。
この記事は
・非有利区間からの引き戻しモードへの移行率について知りたい人
・沖ドキ!GOLDの非有利区間後の挙動ついて知りたい人
・引き戻しモードの挙動・狙えるかについて考察の参考にしたい人
人の役に立つと思うので、気になる人は是非読んでいってください!
正直かなり頑張った記事です。皆さんの立ち回りの参考になれば幸いです。
結論
まず結論から。
非有利区間後(=有利リセット)のモード移行について図の通りであると考えております。
そして今回考察する引き戻しモードは非有利区間から移行し、その移行率は設定①で約22.8%であるという結論になりました。
なお、当然ですが本記事は個人の見解・考察です。誤り・誤差がある可能性がありますので気をつけてください。
また引き戻しモードは非有利区間からのみでなく天国モードから直接移行する可能性もあると考えております。
今回考察するのは非有利区間からのモード移行であるという点気をつけてください。
前提条件
ではどうやって引き戻しモード移行率を計算したかですが、ヘソは過去記事でGODモード1002回分のデータをまとめており、今回はこのデータを用いて計算を行いました。
まだ読んでいない人はこちらからどうぞ。
まず、計算・考察の前提条件ですが、
・ボーナス当選は天井当選以外は完全確率と仮定
・GODモードは通常A,BのBIGボーナス当選から移行
・GODモード後は100%非有利区間に移行
としております。
非有利区間→引き戻しモード考察
ホントに引き戻しモードに移行しているの?
そもそも非有利区間から引き戻しモードへのモード移行について、本当に移行するか疑問に思っている方は多いと思いますので、ここから解説していきます。
まず重要なデータが、GODモード突入ボーナスの当選平均ゲーム数、非有利区間後に金ドキ非当選後の1回目ボーナスの当選平均ゲーム数です。それぞれ下図のゲーム数ですね。
収集したデータから当選平均ゲーム数を計算すると
・GODモード突入ボーナスの当選平均ゲーム数:313.1ゲーム (1002サンプル)
・金ドキ非当選後の1回目ボーナスの当選平均ゲーム数:216.8ゲーム (529サンプル)
となっていました。
さて、前提条件としてGODモードは通常A,Bから移行となるため、収集したデータの通常A,Bの当選平均ゲーム数は313.1ゲームとなるはずです。
しかし、313.1ゲームと比較して金ドキ非当選後の1回目ボーナス当選平均ゲーム数216.8ゲームはあまりにも軽すぎます。
もし有利区間リセット後金ドキに移行しなかった場合に通常A,Bにのみにしか移行しないのであれば、当選平均ゲーム数は313.1ゲームに近い値になるはずなのに、、、
この疑問から、有利区間リセット後の一部で早いゲーム数でボーナスに当選する引き戻しモード移行しているのではないかと考えました。
200ゲーム前と後のボーナス当選ゲームの分布からの考察
では有利リセット後に引き戻しモードへの移行があるとして、引き戻しモードの移行率はいくらなのか?について考察を行っていきます。
使用するデータは非有利区間後に金ドキ非当選後の1回目ボーナスの当選平均ゲーム数分布です。
サンプル総数は529回です。
まず当選分布ゲームのイメージ図を示します。引き戻しモードの天井ゲーム数は200ゲームとされているため、非有利区間→引き戻しモードのモード移行があるのであれば、ボーナス当選分布は上図のようになっているはずです。
通常A,Bが緑、引き戻しが水色ですね。
さてGODモード突入時のデータから通常モードのボーナス当選平均ゲーム数が313.1となっていたというのは先述の通りですが、天井による当選ゲームの短縮があるためその補正を加えると通常A,B時は1/328.6でボーナス抽選を行っているとなります。
ちなみにこの値は設定①の通常モードのボーナス確率(1/325.3)の近似値ですね。このことから集めたサンプルはほぼ設定①のデータであることもいえます。
一方実際のデータでは、529回のサンプルの当選ゲーム数の振り分けは
・1~200ゲーム:342回
・201ゲーム~:187回
でした。
ここで、通常A,Bの平均当選ゲーム数が1/328.6であり、天井当選以外完全確率であると仮定すると、通常A,Bの当選割合は
~200ゲーム当選:201ゲーム~当選=47.7%:52.3%
となります。収集した201ゲーム以上の当選数が187回であったことから、
187*47.7/52.3=171回
が1~200ゲーム当選数となるはずですが、実際は342回です。つまり、この差分、
342-171=171回
が引き戻しモードの当選と考えることができます。ここから、通常A,Bと引き戻しモードの割合を計算すると
通常A,B:引戻=67.8%:32.2%
となりますが、実際は非有利区間からの金ドキ移行率が29.4%であるため、非有利区間からの移行率は
金ドキ:通常A,B:引戻=29.4%:47.8%:22.8%
となります。以上の結果から、非有利区間→引き戻しモードの移行率は22.8%であるという結果となります。
ちなみに、実際のデータがこちらとなります。
収集データの分布(①)と理論分布(②)について、201ゲーム~はほぼ一致していますが、~200ゲームは収集データ分布が理論分布を大きく上回っており、考察の形と一致していることがわかりますね。
引き戻しモードの挙動
引き戻しのボーナス当選率
というわけで非有利区間からの引き戻しモード移行と移行率が計算できましたが、もう少し引き戻しモードについて掘り下げていきます。
まず引き戻しモードの当選分布について、上図の①ー②で求めるとこちらのようになるはずです。
このデータから引き戻しモード中の当選ゲーム数の平均を算出すると63.6ゲームとなりました。
こちらもあまりに軽すぎますね、、、
先述の通り収集しているデータがほぼ設定①であることから引き戻しモードの当選率は1/160.5であるはずですが、なぜ平均当選ゲーム数が63.6ゲームと非常に軽いのか?
まず前提として、収集したデータはGODゲーム抜けのデータとなりますので、GODモード後の6ゲーム以上のBIGの単発と2ゲーム以上のREGを通常A,B,引き戻しとしているため、基本的に32ゲーム抜け後よりは軽くはなっているのですが、、、それにしても軽すぎです。
これは引き戻しモードにおいて天井短縮の結果であると考えています。
引き戻しモードの短縮天井ゲーム数分布
公式情報では引き戻しモードの天井は200ゲームとされていますが、実際は最大200ゲームでランダムに天井短縮されているのではと考えています。
その根拠は
・もし1/160.5で天井短縮がなければ、約28.7%で200ゲームぴったりで当選するはずだかそのようなデータになっていない。
・実際に天井短縮が存在している。(朝一通常A,Bの400ゲーム天井)
・沖ドキ!(初代)でも引き戻しモードの天井はランダムで短縮される。
です。
つまり、1/160.5の抽選とは別に天国短縮が存在しておりその影響で、平均当選ゲーム数が63.6ゲームになっているということです。
引き戻しモードの短縮天井ゲーム数分布
最後に天井短縮がされていると仮定し、短縮される天井ゲームの分布について考察しました。
まず先ほどの収集データの分布(①)と理論分布(②)から引き戻しモードのボーナス当選ゲーム数分布③(=①ー②)が描けます。
引き戻しモードのボーナス当選ゲーム数分布(③)から理論(1/160.5)ボーナス当選ゲーム数分布(④)を引き算すると、引き戻しモード短縮天井ゲーム数分布(⑤)が描けます。
んー、、、20ゲーム刻みの分布ですが、ぎざぎざしていて正直データが足りていない感が否めません。
ただ、60-80ゲーム周辺と、100-120ゲーム周辺の天井短縮による当選が増加しているように見えます。
期待値を出すほどのデータが集まっていないためなんとも言えませんが、もしかしたらピンポイントでこの周辺を狙うことができるかもしれませんね。
おまけ
最後に、有利リセット後の当選分布について一部理論値より大きく当選率が上がっているところがあります。
それが400ゲーム付近の当選率です。
400ゲームといえば朝一通常モードの天井短縮ゲームですね。朝一の天井短縮確率(25%)とまではいきませんが、有利リセット後のおいても天井短縮がされていると考えることができそうです。
まとめ
以上の計算・考察をまとめると、
・非有利区間から引き戻しモードに移行する確率は22.8%
・引き戻しモードボーナス当選平均ゲーム数63.6ゲーム
・引き戻しモードの天井は200ゲーム以内でランダムで短縮
・引き戻しモードでは60~80ゲーム、100~120ゲームの天井選択率が比較的高そう
・有利リセット後に400ゲームの天井短縮がありそう(おまけ)
※すべて設定①基準
となります。
いかがでしたでしょうか?納得できる人できない人いるかと思いますが、個人的にはしっくりくるデータになったと思います。
ただ、全て個人の考察であることはその点はお忘れなく。特に基本的には引き戻しモードは狙えないと考えているので、上記データに基づいて狙う方は自己責任でお願います。
さて次は沖ドキ!GOLDの最大の謎、モード移行率について考察していきますので、気になる人は楽しみにしておいてください!
ではでは!
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